その御方は背筋がピンと伸びていて、足取りも軽やか、御年７５才。私は５５才猫背である。何か健康法は？たずねると周気堂治療室を紹介して下さった。８年前の事である。首から肩がモッコリしている私。先生は診るなりすぐに指摘する。諸々診てもらう。すこぶる体調が良くなる。心身共にさわやかになるのだ。背すじが真っ直ぐになる。猫背は治る茂木先生は本物と確信した。循環器科よりEPAエパデールS900錠を処方されていることを告げる。「そんなの飲んでいると脳軟化起こすよ。」と、こわくなりやめた。数日間鼻から白い液が流れ出た。いつか昼食に焼鳥を、焼け方があまいなと感じたが食べてしまった。その夜具合いが悪くなった。脳が冷たいのだ。こんな感覚は初めてだ。私は血圧のせいかと思い込む。深夜病院へかけ込んだ。また血圧降下薬処方、身近な人達も飲んでいるので、気楽に気休めに服用してしまう。「アムロジン2.5mg」。血液検査結果が、中性脂肪、コレステロールも高い。「リバロOD2㎎」５年間、毒を飲み続けてしまう。茂木先生からは「自分に自信を持ちなさいよ。」と言われているのにもかかわらず…『気の治療学』P179～P180薬害の事が書かれているではないか…。

令和３年１１月頃より胸がざわつく。心臓に違和感があり左側を下にして寝ることができない。不安になる。茂木先生に診てもらわなければ大変なことになると直感する。そういえば知人に血圧降下薬を飲みすぎて不整脈となり、ペースメーカーを入れる寸前だったと聞いたことを思い出す。静岡～周気堂へ。待合室に各医師の主張をまとめた小冊子があり、まるで待っていてくれたように私にピッタリの内容があった。「血圧薬は飲むな」「コレステロール値の高いのを気にすることはない」と。先生に久しぶりにお会いする。心臓が正しく動いていないと手振りの心臓負荷テストをして、肺もおかしいと…「病院では肺と心臓を別々に診るが繋がっているんだよ」と、納得する。後頭部に鍼を…体の奥、芯から深い呼吸が出る。助かった。先生のおかげで命びろいだ。本来肉体には治癒力が備わっているのに自分を信頼していない。せっかちで短気な性分の私。いつでも落ちついた心でいることが大事なことも学んだ。正しい決断と選択ができていないのだから…気づきを与えて下さった、茂木先生、ありがとうございます。肉体にありがとうです。帰り道は明るく、さわやかな気分となり帰宅した。あれ以来薬は一切口にしていない。今はすこぶる調子が良い。

すべては完璧、かけたるものがない茂木先生、周気堂治療室である。感謝。合掌。