過去の院長コラムより 平成〇〇年 3月

今年の早春は花粉が強かったですな!

と言っても、ぴんとこない方が多いのではないでしょうか?確かに、鼻づまり、目がかゆいなどがありましたが、例年とは症状が違うようですね。そして、例年よりマスク姿を見かけることが少なかったでしょう。

それは杉の花粉ではなく、梅の花粉だったからです。道の脇の民家から覗いた梅の木の前を通り過ぎる瞬間、目がかゆくなったことを思いだしませんか?1月末から3月上旬にかけて鼻づまり、目のかゆさ、頭痛、めまい、ふらつき、手足の痛み、腰痛が梅の花粉により起きました。テレビの花粉情報では毎日スギ花粉の飛来を告げていましたが、ほとんどスギ花粉の影響はなく皆、梅でした。梅花粉は粒子が小さいせいか脳組織まで影響が行き頭痛とふらつきが非常に多い症状でした。

この期間につまずき、転倒、捻挫、あるいは頭を壁に打ち付けたなどのケースが多かったです。また自転車で転倒した方も少なくなかったようです。

3月中旬になり、ようやく梅花粉の影響はなくなりました。代わって影響が出ているのはインフルエンザB型のようです。このインフルエンザウイルスは昨年の8月頃から常時国内でほとんどの人に見られているかぜの感染症です。

まもなく桜の開花と共に4月上旬猛威を振るのは昨年同様、桜の花粉だと思いますので予め心の準備をしておくことをお勧めします。

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