日常生活で気をつけること

有害食品、有害アクセサリーはこうして知る。自己テスト法。

病院、治療院を訪れる多くの人が、自分で体を悪くしていることに見向きもせず、ただ症状の消失、病気の治癒だけを願っている。これらからも、いかに現代人は健康になれない人が世に満ちているかを実感するのである。

有害なもの、食品を知る方法はそれらを持って、もしくは着用して
①足踏みする
②手を水平にする
③深呼吸する
の3種のテスト法をする。

次に有害なもの、食品を手放して、①~③を行い両者を比較する。

①では、足が重く上体がふらついていたのが、真っ直ぐ上体が伸び、ふらつかなくなる。
②の手を水平にしたとき、肘の辺りを軽く叩くとストーンと手が下がっていたのが叩いても下がらなくなる。
③の深呼吸では、指が入っていたときは、呼吸が浅かったのに深く吸えるようになっている。

要は体全体に作用していることであるから、どの方法でも知ることができる。腕を水平に上げて他者が叩く方法は、水平に伸ばした腕の重さを自身で感じ取る方法でテストしてもよい。有害なときには重くなる。あるいは拳を握り、このテスト時に拳の握りに力が入るかどうか比較する方法でもよい。こうすれば、すべて自己テストが可能である。

 自分の健康は、すべて自分の体の感覚が判断してくれる。他人任せでは永遠に自己の生命力を信頼することはできないのである。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

電子レンジ調理食品

 多くの人々が、今や電子レンジに依存した食生活をしていることは間違いない。家庭になくても、外食する場合などでも使われている。寿司屋で注文したアナゴの握りが、舌を火傷するほど熱いことがあった。電子レンジを使用していたのである。やはり、軽食レストランでセットにスープを飲み、喉を火傷するほどひどいめにあったこともある。
 電子レンジで調理した食品をおいしいと感じているうちは、健康を望んでも無理だと思わざるを得ない。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋


5本指くつ下

 手の指は、物をつかむために開いて使用するが、足指は異なり、体の重心を支えるために指を閉じて地面、体をしっかりつかまなければならない。5本指ソックスは、それを阻害し生体は危険な状態を伝えている。真の健康志向のためには、自己の感覚能力を使わず安易にブームに便乗することは危険である。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

金属性の装飾品・磁気・チタン

●金属ベルトの腕時計、ベルトの金属の装飾、金属ネックレス、磁気、そしてチタンネックレスは身に着けるべきでない。 肩凝り、腰痛にはてきめんである。いくら上手なマッサージ師に揉んでもらっても取れない肩凝りがこれらをはずしただけで瞬時に軽減する。なぜなら生体は体に有害物を接触されているという、正しい情報を報告し続けているからである。特に最近流行している全体に金属が装飾されているウエストベルトや穴の部分が金属のものがある。バックルの部位は問題ないが胴体部の周囲まで金属をめぐらせたものでは確実に生体機能が低下する。


●金属ヘアークリップ、金属コンコルド
金属を体に添えたときの影響はすでに述べてきた。胴体、腕、首に巻く。
 もう1つ影響力の強いのは頭部である。女性が頭髪を束ねるときのアクセサリーにヘアークリップ、コンコルド(くちばし型クリップ)があるが、金属の場合は状態により強い影響がある。他の体の部位と同じく、後頭部を横に横断する形に着けると大きな影響を与える。プラスチックなどなら問題はない。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋


インプラントの注意

 一時流行したインプラントが近頃下火になっている。これにはインプラント処置をした人の中からときどき耳にする、体の不調を訴えていることと関係があるのかもしれない。

 わたしは、材質にチタンを使用することに関係があると見ている。チタンが医学的に有害という報告を聞いていないが、現代の医学レベルが生体の微妙な影響まで解明できているという迷信からいい加減覚めるべきであろう。症状としては、頭痛、肩こり、頸部痛などで、いずれも桁違いに強い症状を呈していることがある。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

使い捨てカイロは体が冷える

 毎年寒い季節になると、腰に使い捨てカイロを着けている年配の患者さんが来る。それを取ってから、
「どうですか。寒いですか」
と聞くと必ず温かいと言う。事実、手で触れると手も体も温かくなっているのである。再び身に着けさせると、また冷たくなる。あなたも試してみると意外な結果に驚くだろう。
 使い捨てカイロは、鉄粉と活性炭・食塩・水を混合した物で、鉄がさびるとき発生する熱を利用している。このような科学反応によって熱を出す、このカイロを身に着けると当然接触する部位とその周辺は温かいが、体全体では、血行が悪くなり体の芯は温まらなくなっている。発熱物質を体に着け、確かに体の一部だけは温かいので錯覚してしまっているのである。風邪もひきやすい。
 その点、白金カイロのようにベンジンにより実際に火を使う物では、そのようなことはなく温まるのである。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

赤外線こたつ、ホットカーペット

 生活様式が洋風に変化したとは言え、冬の情感が減少してきた一因に、赤外線こたつがある。電磁波の影響だが、体の芯が温まらず、風邪を引きやすくなる。炭火、練炭の暖かさ、気持ちよさとは全く異なっている。ホットカーペットの暖かさも同じで、眠く、けだるくなり、喉がやたら渇きやすい。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

弾性ストッキング

 リンパ浮腫などの疾患、単なる足の腫みなどに使用したり、リンパドレナージュの考え方から利用される弾性ストッキング、弾性包帯などがある。静脈は動脈と異なり引力に抗して循環する。足の場合の静脈は上行するので、循環障害を生じやすい。そのため逆行防止のために静脈血管には弁が付いている。弾性ストッキングで締め付けたら常時弁が閉ざされた状態になるのであるから、それが無害か有害かすぐ気がつくだろう。実際に着用したときはずしたときの体の状態を比較すれば納得できることである。医学的療法に採用されているからすべて正しいとする考えは通用しない。医学には非科学的なものまで一部常識化している。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

靴底のアーチ

 近頃の靴は皆、靴底の中心がアーチとなっていて履いたとき、土踏まずと靴底の間に隙間がなくなっている。これでは甲高の足の人でも偏平足と同じになり、人体構造からの足底の骨格と疲労がきたすのである。帰宅時、靴を脱いだときのくつろぎ感を思い出してほしい。ところがこの足底の形と合わすのが人間工学らしく、土踏まずの意味、手のひらのくぼみの意味が現在の人間工学では理解できないらしい。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋


歯列矯正は体を悪くしたり、精神障害を起こすことがある

 これまで、歯並びをよくすると、心まで明るくなって健康になるという一方的な説明しかされていなかった。一般的な体の治療における各処置法については、それぞれ賛否両論があるものだが、歯科分野における歯列矯正と顎関節矯正については、肯定的見方一辺倒で批判意見が少ない。
 歯並びが悪いと、歯を磨きにくく、虫歯や歯肉炎などになりやすい。それに不ぞろいより整っているほうが美しい。だが、歯科学ではその歯の矯正が人体全体に対して無害なのか、有害なのかを判定する診断法が全くない。
 欧米ではドラキュラのイメージから八重歯をひどく嫌い、差別から逃れるため八重歯を矯正することがあるという。日本への歯列矯正導入に際しても、このようなイメージが尾をひいている気がする。この項は、一般の人とともに歯科医師にも読んでいただきたいのである。
 もちろん、歯列矯正が必要となることもあるが、多くの歯列矯正が、あまりに安易に行われている観がある。不要なばかりか体を悪くしたり、精神的障害さえ引き起こすことが決して少なくないということも知ってほしい。肩懲り、首の痛みの原因が歯にあり、歯を治療すると肩凝りが治るという宣伝を目にすることもあるが、それは全身器官との正確な因果関係の診断がほとんどされていないなかでの説明であり、人体すべての器官に対して、歯とかみ合わせ(咬合)を中心としてとらえる見方は危険である。
 簡単に全身の骨格系が調整されるものが、時には歯科で削ることによる人為的骨格バランスの歪みで、治療が困難になることがある。時には交通事故よりも全身の骨格系を狂わすダメージが大きい。歯列矯正期間を終了した後も長期にわたって体質にその影響が残ることが少なくない。体験者自身過去の矯正の影響を実感していることが多い。
 かみ合わせの人為的操作による骨格系の歪みは元に戻ることがないということを知る必要がある。一本の歯の形にも、自然への尊厳を感じていなければならないだろう。
 歯の痛み、歯槽膿漏があれば肩凝り、首の痛みが同時に起きているのは当然であるが、またその歯の痛み、歯槽膿漏のときに側頭骨の乳様突起(耳の後ろにある下に出ている骨)を左右比較するとよい。必ず大きくずれているはずである。
 歯は上顎骨と下顎骨に植え込まれた形の通常32本の骨様の組織である。この二種の頭蓋骨の中にあり、全身の骨格の一部として構成されているのだから、その一部だけを見て全体を言うことはできない。全体の中で知っていかなければならないのである。

茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

ペットボトルのお茶

携帯して手軽に飲めるので、流行しているペットボトルのお茶にも注意を要す。大部分の製品が、pH調整剤などで合成のVC、VEが添加されている。冷やしてあるので味にも誤魔化されている。家庭でのお茶と比較すると家で飲むお茶が意外とおいしいのに気がつくだろう。
茂木昭 著「気の治療学」より抜粋

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