腰痛で、整形外科を受診しました。レントゲン、MRI検査で脊椎管狭窄症と診断されました。治らないとのことでした。血液の循環を良くして、痛みを和らげる方法しかないとのことで3週間リマプロスト5㎎を1日3回食後に服用しました。しかし、治らない症状にお薬を一生服用することに怖さを感じていました。娘に相談しましたところ、周気堂治療室に行ってみたらどうかとすすめられ即日に訪れた次第です。
私の第一印象は、待合室の空気が澄んでいると、沢山の方々が待ってらっしゃるのに不思議でした。茂木先生に初診。まず「人の話を聞きなさい」と叱られました。私は子供のころから、親、兄に同じように言われたので先生のお言葉にびっくりいたしました。人の話を聞かないから、右耳の聞こえを失ったのかもしれません。
日頃の私の生活はひとりよがりに過して来て、その生活態度が私の身体を痛めていたのではないかと今は思い当ります。して5本指の靴下を脱いで帰りなさいと、何十年も体に良いと思って履いていましたが、子供の時以来の素足で帰宅しました。長いこと温めること、冷やさないことばかり考えて生活してきましたが素足に靴を履いて歩く開放感に自由になった喜びを味わいました。それからは素足になることを怖れなくなりました。腹巻もやめました。絞めつけることを出来るだけ最小限にする自由を味わっています。第1回目の受診が終わり、外に出た時体が澄んでいることと、なによりも体のふらつきがなく、しっかり歩いていました。左足の痛みとしびれが取れなくても、私は大丈夫なのだと思いました。痛みと共存してゆこうと、娘にも「ママ、足が速くなったね」と言われびっくりいたしました。
2回目の診療のあと受付の看護師さんに土手から綱島まで行けると聞いて、土手にあがって歩きはじめました。お散歩が大好きなのに歩くと疲れてすぐに座りたくなるこの頃でしたが楽しく早淵川の川岸を途中休みなくしっかり歩けたことに驚きました。少し悲観していた、残りの人生が普通に生活できそうだと、うれしいです。先生の著書「気の治療学」腰と首に当て50秒ずつ、そして自己テストで体を感じて今出来ることを理解し、希望と心強さを味わっております。腰と左脚の痛みもなくなり、今こそ今こそ生活の中に年齢体力維持の方法を組み入れ、様々なことに敏感になることを生きがいに、新しい年の始めに思うことが出来ました。とても嬉しいことです。
茂木先生、皆様ありがとうございました。
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