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一昨年の新型インフルエンザ騒動 ・・・(2011年12月13日)

師走の空気もいよいよ身にせまってきた12月も中旬に入りました。 一昨年のこの時期は新型インフレンザ騒動がまだ尾を引いていた頃でした。死亡率が高いという医学界、それに連なるマスコミの報道に国内全体が今後の状況に戦慄し、振り回された一年でした。初期の頃には成田飛行場でのチェックで熱があるかどうかで、隔離され数日かけてやっと診断結果が出されました。神戸の住民から新型インフレンザが検出されると、神戸の市街から人で減り閑散とした風景がテレビで放映されてもいました。 その後、11月、12月ごろになると風邪の症状で医院、病院へ行くと時間もかけずに皆、片っ端から簡単に新型インフレンザと診断されています。これはどのような診断法だったのか不思議です。 しかも下火になってみると、通常のインフレンザと比較して死亡者もわずかでした。まずはほっとした新型インフレンザ騒動でした。 東日本大震災の被災、放射能災害に見舞われた大変な歳も暮れようとしています。震災に対しては、幸い冷静な行動が見られました。それに比較して一昨年の新型インフルエンザと特効薬タミフルの不足騒動が思い出されます。こちらの問題に類似するような件では二度と我々はマスコミ、医学界に振り回されないよう心したいものです。次は今年の12月の健康状況についてお話しましょう。皆さんの体調で多く見られる傾向が10月11月と続き、12月には入ってもしばしば見られています。それは消化器疾患です。腹部の痛み、下痢、食欲不振などですが、意外と多いのが軽微な食中毒的細菌感染によるものでした。併発した顔面の湿疹も少なくありませんでした。特にこれからの年末、お正月の料理には気をつける必要があります。保存料などの使用が増えるからです。食品に十分注意して家族全員楽しい年末・年始をお迎えください。