週に一度のペースで治療をしていただき、今日で４回目の治療を終えました。
私は、幼少の頃から通院や入院をくり返す虚弱な子どもでした。１０代から腰痛や、副鼻腔炎、頭痛などが慢性的になり、歳を重ねるごとに他にも様々な症状が出てきました。
病院や治療院は、対症療法ですから原因も根治もありませんでしたので、寝込んだり小康状態だったりと繰り返しながらも、家族のサポートのおかげでなんとか５０も半ばまで生き長らえることができました。
子育てが終了し、自分の体と正面から向き合う準備ができた今、茂木先生と出会うことが叶いました。 これまでも健康食にこだわり、運動を心掛け、体思いの生活をしてきたつもりでしたが、いつしか頭と体を分断し、頭が体の支配者のような、労使関係を作り出していたことに気づかされました。 初回は４時間ほど、待合室にいました。そこで不思議だったことは、待合室から人が減っていくにつれ、部屋の中が気持ちよく澄んでいることに気が付いたことです。 これが、茂木先生のおっしゃる澄気なんだと感じました。これほど清々しい空間は、思い返しても心当たりがありません。
夕方の帰り道は疲労などで体調が不安でしたが、満員電車の中、つり革無しでも安定して立っていられましたし、目と耳がスッキリしていました。
２回目では、臓器のすべてが本来の位置に戻ったような感覚があり、やはり帰り道の方が体は楽になっていました。
３回目の時は、風邪を引いていました。通常は２週間は寝込んでしまうのですが、治療のおかげで３日で起き上がることが出来ました。そして、縦ジワとうねりがひどかった爪と枝毛が悩みだった毛髪が蘇りました。
４回目の受療時になってはじめて、治療室の中が待合室よりも濃い濃度の澄気に満ちていることに気が付きました。そして、頭痛と湿疹が軽くなりました。
５回目で、完治終了の予感があります。治療を重ねるごとに、茂木先生の著書の内容も深く理解できるようになりました。
先生が、立ち止まり、ためらわれる存在のことを書かれた箇所を拝読した時、哲学や脳科学、宗教、心理学などで語られる源の証明なのだろうと震えました。
これからの人生、すべての統合を意識しつつ、生命のささやきと呼応しながら過ごしていきます。治療を含め、生きていく上での根幹を成す様々な気づきや学びをありがとうございます。
引き続き、著書を拝読し続けたいと思います。これからも、よろしくお願い致します。
感謝と御礼をこめて