匿名希望 主訴:胃の痛み

気付けば、初めて受診した年の平成22年から、通い始めて5年が経っていた。こんなに長い事続いて通っていたのかと自分でも感心するくらい、先生には大変お世話になっている。
元々消化器系統が弱く、中学の頃から過敏性大腸炎を起こし、30歳位から仕事のストレスもあって胃痙攣をよく起こすようになった。検査をしても特に問題はないと医者から言われ、ストレスと胃下垂による消化器系統の弱りが原因だと。
またお腹を冷やすと痛みにつながるので温めることも大事であると。以前ホカロンを体中に貼り、温める器具も購入した。それでも胃痛、腹痛が絶えない状態であった。お灸や鍼治療に通った経験もあるが、一時的なものでまた痛みが繰り返し起こり、絶望的な気持ちになっていった。
本当はもっとどこか悪いのではないか。
そんなとき、友人から先生の話を聞いて、治るものなら藁をもすがる思いで飛び込んでしまった。「厳しいことを言われるかもしれないから、覚悟しておいてね。」と前置きを頂いていたからとても緊張してのぞんだのを今でも覚えている。初めての治療後、視界がとてもはっきり明るくなっていき、じくじくと痛んでいた胃の症状が軽くなっていくのを感じた。
これはいけるかも、と確信し、しばらく通うことにした。通うにつれて、体がしっかり動くようになり、長い間の痛みから解放されたと同時に、痛みからくる精神的な不安が解放されたことは特に大きい。
体を局部的に温めるホカロンは、逆に血流を悪くしてしまい体に良くないと云われ、即依存していた生活を止めた。布団の下に敷いていたホットカーペットも全て取り外し、湯たんぽのみ。それでも冷えるどころか逆に体が温かくバランスのとれた体に変化してきていると感じた。
先生に一つ一つ注意を聞きながら取り入れていくうちに、急速ではないが徐々に改善し体が丈夫になってきていると思う。急性の胃腸炎や風邪を引くことがたまにあるが、先生に診ていただくと不思議と痛みや辛い症状が和らいでくるので、こればかりは魔法のようである。主に食べ物に含まれる菌が災いしている事がほとんどだが、先生に頼るばかりでなく、これからは自分の日々の食べる物にも注意をしなければならないと思う。
肉や魚を食べる時は新鮮なものを選び、火をよく通すこと。又野菜中心や発酵食品をできるだけ摂取する事や添加物の入っていない物をチョイスする。又自分の消化能力が弱いにも関わらず、無理をして3食食べていた事にも気づいた。
40代となった今、20,30代の頃より体調が良くなっているのを実感する。自分の置かれた環境の中で少しずつ、できることから取りかかり、不調の際は先生に診て頂きながら50,60更なる健康を目指していきたい。どのように変化していくのかこれから楽しみでもある。
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